上田千曲vs下伊那農
上田千曲が強打で下伊那農の好投手を攻略
注目の双子バッテリー擁する下伊那農と、今年学校創立100周年を迎えた上田千曲が対戦。下伊那農の左腕木下と上田千曲打線の対決が見どころだったが、上田千曲は木下の立ち上がりを攻め2長打を含め4本の安打を集め、4点を先取。1点をかえされた上田千曲は続く2回にも5番箱田凌の適時打やバッテリーミスで２点を追加した。
5点を追う下伊那農は3回、3番木下大生からの3連続適時打で3点をかえして反撃。しかし上田千曲は続く4回、3番久世史詔のソロ本塁打などで3得点。その後も箱田のソロ本塁打などで突き放した上田千曲は、先発の右アンダースロー村松遥翔が4回以降は毎回安打を許しながらも要所を締め、下伊那農に追加点を与えず、7回コールドでこの大会2勝目を挙げた。
下伊那農・木下は被安打15、四死球９と最後まで立て直すことができず、本来の投球ができないままに最後の夏を終えた。
（文＝小池 剛）
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