News

鳥取城北・新庄と広陵・真鍋の対決と、山口県対決に注目・秋季中国地区大会準決勝

2022.11.05

鳥取城北・新庄と広陵・真鍋の対決と、山口県対決に注目・秋季中国地区大会準決勝 | 高校野球ドットコム
真鍋 慧(広島広陵)

 第139回秋季中国地区高校野球大会は5日、準決勝が予定されている。中国地区の来年春のセンバツ出場枠は例年通りに2枠(四国と併せてのプラス1枠も通常通り)。決勝に進んだチームが聖地に大きく近づくことになる。

 準決勝のカードは以下の通り。

広島広陵(広島)ー鳥取城北(鳥取)
(山口)ー高川学園(山口)

 秋中国連覇と、2年連続のセンバツ出場を狙う広島広陵と、2年ぶりのセンバツを狙う鳥取城北の対戦は、好調の投手陣対決が見どころとなりそう。
 鳥取城北は2試合で失点1。2試合ともに新庄 空投手(2年)が先発して、おかやま山陽(岡山)戦の完封を含めて15イニング連続無失点中と絶好調だ。最速141キロの直球とフォークを武器に三振を狙えるタイプで、広島広陵のスラッガー、真鍋 慧内野手(2年)との対決が注目される。
 広島広陵は先発・倉重 聡投手(2年)とリリーフ・横川 倖投手(2年)のリレーで勝ち上がってきた。こちらも2試合で失点は1だが、失策がらみの失点のため、2人とも防御率は0.00。両チームの投手陣がどこまで踏ん張れるかがカギとなりそうだ。

 高川学園は山口県勢対決となった。が勝てば初のセンバツ出場に大きく前進する。夏甲子園は1993年から2年連続で出場はしているが、春は初めてとなる。浜田(島根)を完封、創志学園(岡山)には逆転での1点差勝利と、今夏に甲子園出場を果たした強豪に連勝するなど、もっとも勢いに乗っている。高川学園も1984年以来、39年ぶりのセンバツ出場がかかる。こちらはチーム打率.324と打線が好調で、好ゲームが期待できそうだ。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.05.21

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在33地区が決定、岩手では花巻東、秋田では横手清陵などがシードを獲得〈5月20日〉

2024.05.22

【愛知・全三河大会】三河地区の強豪・愛知産大三河が復活の兆し!豊川を下した安城も機動力は脅威

2024.05.22

【秋田】明桜と横手清陵がコールド勝ちで4強入り<春季大会>

2024.05.22

阪神・佐藤がフェンス直撃のタイムリー!昨日のHRに続き今日もバットで結果!再昇格へ連日アピール!

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.29

【岩手】盛岡中央、釜石、水沢が初戦を突破<春季地区予選>