仙台育英出身の右腕、横浜高出身の好打者などが1年から東京六大学のリーグ戦デビューを果たす
早稲田大・伊藤樹、明治大・宮田知弥
大学野球の東京六大学野球リーグには、毎年全国から高校時代に実績を残した球児が入学する。その中で今年は14人の1年生がリーグ戦デビューを果たした。
投手では仙台育英(宮城)時代からドラフト候補として注目を集めていた早稲田大の伊藤がすでに主にリリーフとして14試合に出場している。20イニングを自責点4、防御率1.80の好成績で大学日本代表候補にも選出された。
慶應義塾大の外丸も9試合で先発投手を務め、2勝をマーク。すでに投手陣の一角として活躍している。
そして今秋の明治神宮大会を制した明治大は7人の1年生がすでにリーグ戦出場を果たした。
天理出身の瀨は春季リーグで10試合に出場。8安打を記録し、デビュー戦となった4月16日の東大戦では本塁打を記録した。
千田は東海大菅生時代、投手もこなし、投打でチームを牽引した。9月11日の東大戦では8番・中堅手で初スタメンを果たすと2安打を放つ活躍を見せた。
宮田も横浜高(神奈川)時代は投手も兼任したセンス溢れる逸材。代打で2打席連続安打を放ち結果を残すと、10月16日の慶大戦で5番・一塁手でスタメン出場を勝ちとった。秋のリーグ戦では12打数4安打、打率.333を残し、明治神宮大会でも関西大戦、名城大戦でスタメン出場した。