起床時の脈拍チェックで疲労具合を知る

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2018.04.13

スマホアプリを活用すると毎朝数秒で脈拍測定が可能

 新学期に入り、生活リズムも慣れてきた頃ではないでしょうか。春の公式戦に向けて練習を続けていると知らず知らずのうちに疲れがたまっているかもしれません。疲労というのはなかなか数字で表しにくいものではありますが、わかりやすい指標の一つとして心拍数の測定が挙げられます。

 最近では簡易的に測定できるスマホアプリなどもありますので、それを利用して人差し指で脈拍をとり、記録に残しておくようにすると良いでしょう。いつもより脈拍が5〜10拍程度多い日が続く場合は、疲労が蓄積されて十分に回復していない状態であると考えられます。
 練習に参加する場合は入念にウォームアップを行い、体調が優れないと感じたときは練習を休むようにすることも大切です。疲労が蓄積された状態のまま練習を継続しても、状態がよくなるどころか、疲労によるケガのリスクが高まるためムリは禁物です。

 脈拍の多い状態が数ヶ月間続き、くわえて体重も減少傾向が見られる場合は、身体に負荷がかかりすぎている「オーバートレーニング症候群」の可能性があります。このような状態になると食欲も減退し、不眠などに悩まされることもあります。一度こうした状態に陥ってしまうと回復するのに時間がかかり、なかなか思ったようなパフォーマンスを発揮することが出来ません。オーバートレーニングに陥ってしまう前に練習量を軽減し、まずはコンディションを回復させましょう。

 また脈拍が1分間に100拍を超えているような状態(頻脈)は、甲状腺疾患(バセドウ病)など病気が原因であることも考えられますので、自分で何とかしようと思わず、すみやかに病院で診察を受けるようにしましょう。普段から脈拍をチェックしておくことは疲労度の目安、またオーバートレーニングの指標、そして思わぬ病気の発見にもつながりますので、ぜひ日々のコンディションチェックに活かしてください。

文:西村 典子
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