秋と同じ決勝戦が3県も!8日は石川で日本航空石川vs星稜の対決
日本航空石川・冬木蓮太郎、星稜・佐宗翼
高校野球では、秋、春、夏と、それぞれ勢力図が大きく変わるといわれる。しかし、今年の春に限っては秋と同一の決勝戦が行われている県が複数あった。その事例を紹介したい。
★愛知
秋 東邦 5対4 至学館(延長11回)
春 東邦 1対0 至学館
強豪校が多い愛知県だが、東邦vs至学館と同じカードになった。いずれも接戦となっている。
★埼玉
秋 昌平 6対3 浦和学院
春 昌平 6対2 浦和学院
激しいシード権争いをしてきた埼玉県だが、この2校だけは群を抜いた強さを発揮し、昌平が連勝する形となった。
★群馬
秋 健大高崎 1対0 明和県央
春 健大高崎 14対3 明和県央
群馬も同じカード。秋はロースコアだったが、春は大差がつく試合展開となった。ただ、すでに関東大会出場が決まっている両校の対決だけに、投手を試していたことも関係したかもしれない。
石川県も昨年秋と同じカードの決勝、日本航空石川と星稜の対決になった。秋では日本航空石川が3対2で星稜を破っているが、果たしてこの春ではどうなるのか?
秋に続いて、多くのチームが底上げされた春でも県内トップの成績を残している。石川の決勝は8日に行われる。