近年、注目度が増している女子高校野球。2022年は、4月3日に初となる東京ドームで全国大会決勝が行われ、8月2日には2度目となる甲子園球場で夏の全国大会開催が控えている。そんな女子高校野球の世界には進まず、高校野球の世界で奮闘している女子選手が千葉県有数の進学校・検見川にいた。

 2年生の山本美咲外野手だ。
 6人兄妹の長女で、「両親への負担を掛けないようにしたい」ということを理由に、検見川への進学を決意した。中学時代も男子とともに練習をしていたが、1年間は密度の濃い検見川の練習についていくことで必死だったという。

 厳しい練習に耐えるも、公式戦にも出場ができないことで、モチベーションを維持することが難しい時期があった。さらに女子野球が年々注目されていることに羨ましさを感じることもあったという。しかし「野球が好きということが原動力になっています」と野球に対する愛情や、練習試合で結果を残すことで周りから掛けられる声が心の支えになり、現在もチームの一員として練習している。

 そんな山本の姿に周りの選手たちからも「尊敬しますし、凄いと思います」という声が聞こえるなど、確実にチームにとって欠かせない存在となっている。

 全員野球を掲げる酒井監督が率いる検見川にとっては、まさに象徴的な存在といっても良い存在だろう。チームの躍進はもちろん、山本のさらなる活躍を楽しみにしたい。

 そんな山本のプレーはもちろん、チームの主力選手や練習模様に迫った特集は、高校野球ドットコムの公式Youtubeチャンネルで配信されている。

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