バスケ日本一になった福岡大大濠 センバツ8強、プロ3名輩出と飛躍の1年に
毛利海大投手
12月29日、高校バスケの日本一を決めるウインターカップで福岡大大濠が28年ぶりに優勝を飾った。3度目の頂点に輝く功績だが、2021年は福岡大大濠にとって飛躍の1年だったのではないだろうか。
センバツではエース・毛利海大投手の活躍もあってベスト8進出。夏の甲子園は逃す結果となったが、先日、東京六大学の名門・明治大に推薦で合格したことが発表された。12年連続でプロ野球選手を輩出している強豪で4年間腕を磨き、プロ入りを目指すことになる。これからの成長が楽しみだ。
また、ドラフトでは同校OBの三浦銀二投手が横浜から4位指名。キャッチャーだった古賀悠斗捕手は西武から3位。そして仲田 慶介外野手はソフトバンクから育成14位指名を受けた。同時に3人が指名を受け、春からはプロの世界へ羽ばたいていくことになった。
他部活では軟式野球部が県大会で春夏ともに準優勝に輝く実績を残しており、福岡大大濠にとって記憶に残る1年になった。
硬式野球部には現在、U-15経験者の注目遊撃手・山下恭吾内野手がいるなど、注目選手がそろう。2022年も激戦区・福岡を盛り上げてくれることを楽しみにしたい。