「大阪VS東京」の激突、過去2回は勝利校が優勝
池田陵真(大阪桐蔭)、千田光一郎(東海大菅生)
【2ページ目にトーナメント表を掲載中!】
17日、大阪桐蔭が東海大菅生との雨中の死闘を制し初戦突破を決めた。東西を代表する激戦区を勝ち上がった両校。ともに優勝候補の一角を担い、それに相応しい戦いぶりを見せてくれた。2000年以降、夏の甲子園での大阪勢と東京勢の対決はこれで5度目となった。
2003年 1回戦 PL学園 13-1 雪谷 (優勝校:常総学院)
2004年 2回戦 日大三 8-5 PL学園(優勝校:駒大苫小牧)
2006年 2回戦 早稲田実 11-2 大阪桐蔭(優勝校:早稲田実)
2019年 準々決勝 履正社 7-3 関東一(優勝校:履正社)
2021年 1回戦 大阪桐蔭 7-4 東海大菅生
戦績は大阪勢が3勝で東京勢が2勝。なお、過去2回の対戦では勝利したチームが優勝まで上りつめている。2006年の第88回大会では2回戦で早稲田実と大阪桐蔭が激突。斎藤 佑樹擁する早稲田実が大阪桐蔭に完勝した。当時2年生で大会注目のスラッガーだった大阪桐蔭の中田 翔は斎藤の前に4打数3三振と封じられた。
2019年の第101回大会では準々決勝で履正社と関東一が対戦した。関東一は初回に平泉 遼馬の3ランで先制するもその後は履正社のエース清水 大成が得点を許さず、7対3の逆転勝ちを収めた。
初戦屈指の好カードとして多くの注目を集めた今大会の大阪桐蔭と東海大菅生との一戦だったが、土砂降りの雨の中で試合が進み8回表途中で降雨コールドゲームという形で終えた。死闘を制した大阪桐蔭は、この大きな1勝で勢いに乗ることができるか。2回戦以降の戦いぶりにも注目だ。
【2ページ目にトーナメント表を掲載中!】
■大会日程・応援メッセージ
第103回全国高等学校野球選手権大会