6月11日、広島東洋の期待のルーキー・大道 温貴春日部共栄出身)がプロ初先発。開幕から17試合に登板した大道は2勝3ホールド、防御率3.20の好成績を残している。

 プロ野球で良いところなのは高校時代はライバルだったが、プロではチームメイトとなって優勝を目指すところだ。そのテーマだと、大道は5年目左腕・高橋 昂也花咲徳栄出身)と甲子園争いを繰り広げた好投手だった。

 春日部共栄のエースだった大道は、第98回埼玉大会準決勝で高橋擁する花咲徳栄と対決。大道は最速144キロのストレートを武器に雨天の中、11安打をうたれながらも粘り強い投球。8回まで2点と粘り強い投球を続けるが、9回に3点を取られ、力尽きる形となった。

 一方、高橋は最速144キロを計測したストレートを軸に13奪三振、4安打、無四球完封というおそらしい投球を見せていた。

 大道はこの時点でも県内トップクラスの実力と呼べるほどの好投手だったが、世代を代表する左腕・高橋と比べると見劣るところはあった。だが、4年後、役割は違えど、どちらも広島東洋にとって欠かせない存在になるのだから、2人の成長、努力は素晴らしいものがある。果たして先発として初勝利なるのか注目だ。