佐々木朗希、奥川恭伸、宮城大弥ら高卒2年目投手が交流戦で躍動
佐々木 朗希(大船渡出身)
交流戦3試合が終わり、高卒2年目世代の躍動が目立った。
まず26日、オリックスの若き左腕・宮城 大弥(興南出身)が強力打線の横浜DeNA相手に6回3失点の好投で、開幕5連勝を達成。さらに同日、千葉ロッテ4位の横山 陸人(専大松戸出身)が1回無失点の好投で上々デビュー。
そして27日、千葉ロッテ・佐々木 朗希(大船渡出身)は自身初の甲子園のマウンドで、阪神相手に5回4失点、5奪三振の力投で、プロ初勝利。150キロ中盤の速球と130キロ後半のスライダーのコンビネーションが絶大だった。さらに、2019年の東京ヤクルト1位の奥川 恭伸(星稜出身)も6回9奪三振、1失点。わずか1四球と、三振が多くて四球が少ない奥川の真骨頂が発揮された試合だった。これで奥川はプロ2勝目。33回で32奪三振で、奪三振率8,73、K/BB 6.40と数値面で大幅にレベルアップ。
19年のドラフトをわかせた高校生投手たちが次々と躍動。今後の試合も見逃せなくなった。
(文=河嶋宗一)