最速140キロ超えがずらり!エース同士の投げ合いに注目!<関東大会・22日の試合>
大川 慈英(常総学院)、市川祐(関東一)、中嶋太一(桐光学園)、深沢鳳介(専大松戸)
5月15日から開幕した春季関東大会。いよいよ22日は準決勝、そして翌23日には決勝戦が開かれる。大会も佳境に入り、強豪同士の注目の一戦が続く。
選抜出場校・常総学院は、関東一との対戦。県大会から好調を維持するエース・大川 慈英を中心とした投手陣に加えて、主将・田邊 広大や柴田 将太郎。そして三輪 拓未といった選手たちを軸にしながらチーム全員で勝ち抜いてきた。
対する関東一はエース・市川 祐だけではなく、矢野 聖也と小島 慧斗といった新戦力の活躍も光る。野手陣は初戦・千葉学芸戦でサヨナラ打を放った初谷健心。さらに今大会好調の染谷 真ノ介や、津原 璃羽らの活躍が期待される。
もう1つの桐光学園と専大松戸の一戦は、タイプの違う投手同士の対戦に注目。桐光学園はエース・中嶋 太一が準々決勝・関東学園大付戦で好投を見せるなど、調子を上げてきた。ストレートとスプリットの組み合わせが武器の力投派右腕として、注目される。
対する専大松戸は深沢 鳳介。140キロを超える速球もさることながら、緩急とコーナーを巧みに突く投球術が最大の魅力。選抜の中京大中京戦でもレベルの高さを披露したが、関東大会でも健在。90キロ台のカーブを織り交ぜつつ、スライダー、ツーシームを組み合わせて相手打者に的を絞らせない。桐光学園・中嶋とはタイプの違うピッチングで決勝戦へ導くことが出来るのか。
◇5月22日の試合
■大会の詳細・応援メッセージ
第73回 春季関東地区高等学校野球大会