エース・歳内を擁し全国8強進出!2010年の聖光学院ナインのその後
高校時代の歳内 宏明
甲子園を沸かせた名チームを振り返るシリーズ。今回は2010年に2年生・歳内 宏明を擁し全国8強進出を果たした聖光学院ナインのその後を紹介する。
投手 歳内 宏明 2年(阪神-香川オリーブガイナーズ)2011年2位
投手 芳賀 智哉 2年(東海大-日立製作所-タンガロイ<軟式>)
捕手 星 祐太郎 3年(流通経済大-東邦銀行<軟式>)
捕手 福田 瑛史 2年(白鴎大)
内野手 村島 大輔 3年(国士舘大-富士通アソティックベースボールクラブ)
内野手 山口 宏希 3年(専修大)
内野手 遠藤 雅洋 2年(亜細亜大-Honda)
内野手 斉藤 侑希 2年(東日本国際大-タンガロイ<軟式>)
外野手 根本 康一 3年(富士大)
外野手 三瓶 央貴 3年(東北福祉大-東邦銀行<軟式>)
外野手 板倉 皓太 3年(神奈川工科大-フェデックス)
2年生エースとして聖光学院を甲子園に率いた歳内 宏明は春に習得したスプリットを武器に全国ベスト8へ牽引。3年時も甲子園の舞台に立ち、1回戦の日南学園戦では16奪三振を奪った。この年のドラフトで阪神に2位指名を受け入団。高卒4年目の2015年には29試合に登板を果たすも、その後は怪我もあり、育成契約となる。2018年には支配下登録選手に復帰したが、一軍登板なしで昨シーズンオフに戦力外通告を受ける。しかし今季、NPB復帰を目指し入団した香川オリーブガイナーズでは、8月末時点で9試合に登板し、3完封を含む5勝0敗、防御率0.42、6奪三振という圧倒的な成績を残し、9月3日にNPB復帰準備のためチームを退団。独立の地で再起を猛アピールを成功させた。
4番一塁手の遠藤 雅洋は亜細亜大に進学。4年秋にはリーグMVPに選出された。大学時代は全国優勝2回、準優勝1回を経験。大学卒業後は社会人の強豪・Hondaに進み、昨年までプレーした。
準々決勝の興南戦で登板し、歳内とエースを争った同じく2年の芳賀 智哉は東海大に進学。3年時の全日本大学野球選手権では優勝投手となった。大学卒業後は日立製作所で2年間プレー。現在は福島の軟式の企業チームタンガロイで内野手を務める。
主将の村島 大輔は国士舘大を経て富士通アソティックベースボールクラブに進み昨年までプレーした。
歳内を筆頭に高校野球引退後もそれぞれの舞台で活躍を続ける2010年の聖光学院ナインたち。今後の活躍にも目が離せない。
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