秋山・筒香がともに開幕戦で鮮烈デビュー!ほかにデビュー戦で一発を放った日本人野手は?
高校時代の筒香嘉智
日本時間25日、MLBでは多くの球団で開幕戦が行われているが秋山翔吾(横浜創学館出身 シンシナティ・レッズ)と筒香嘉智(横浜出身 タンパベイ・レイズ)の移籍1年目の2人がともに開幕戦に出場。
タイガースとの一戦で、秋山はベンチスタートとなったが、6回裏2死1,2塁の場面に代打で登場すると、メジャー初打席となるこの打席で相手投手の速球を弾き返し、センターに抜ける初ヒットとなるタイムリーを放ち初打席初安打初打点をマークした。その後ついたレフトの守備でも後方の大きな飛球をジャンピングキャッチするファインプレーを披露。
攻守にわたり存在感を見せる活躍でチームの開幕戦勝利に貢献した。
秋山に負けじと、同地区のブルージェイズとの一戦に3番三塁で開幕戦に出場した筒香。
第1打席は二ゴロ、第2打席は死球で迎えた第3打席。相手は今シーズンドジャースから移籍し、2年連続の開幕投手を務め、昨年はナ・リーグ最優秀防御率のタイトルも獲得した柳賢振(リュ・ヒョンジン)。2死一塁の状況でフルカウントからの6球目を完璧にとらえると打球は美しい放物線を描き、左中間スタンドに飛び込むメジャー初ホームランとなった。
日本人選手がメジャーリーグのデビュー戦で本塁打を放つのは5人目だ。
これまでに、松井稼頭央(2004年・メッツ PL学園出身)、城島健司(2006年・マリナーズ 別府大附出身)、福留孝介(2008年・カブス PL学園出身)らがデビュー戦でホームランを放っており、直近では、2016年にドジャースの前田健太(PL学園出身)が投手でありながらパドレスとの初登板の試合でレフトにホームランを放ってファンを驚かせた。開幕戦での初安打初本塁打に限ると、筒香の一発は2004年の松井稼頭央以来16年ぶりの快挙である。
開幕戦で見事な活躍を見せ、ファンを熱狂させた秋山と筒香。
日本で大きな活躍を見せてきた二人の今後の更なる活躍に期待したい。