ヤクルト・村上がセ31年ぶりに高卒新人王に!2019年タイトル受賞者を出身校とともに振り返る。
高校時代の村上 宗隆(九州学院出身)
プロ野球の開幕準備が進む中、シーズン開幕を待ち遠しく思うファンも多いのではないだろうか。開幕に向け、おさらいも兼ねて、今回は昨年のタイトルホルダーを出身校と共に紹介する。
【セ・リーグ】*球団、登録名は当時
MVP 坂本 勇人 読売(光星学院)2006年1位
新人王 村上 宗隆 東京ヤクルト(九州学院)2017年1位
本塁打王 N.ソト 中日 43本塁打
打点王 N.ソト 中日 108打点
首位打者 鈴木 誠也 広島東洋 .335(二松学舎大付)2012年2位
最多安打 大島 洋平 中日 174安打(享栄-駒沢大-日本生命)2009年5位
盗塁王 近本 光司 阪神 36盗塁(社高-関西学院大-大阪ガス)2018年1位
最高出塁率 鈴木 誠也 広島東洋 .453(二松学舎大付)2012年2位
最多勝 山口 俊 読売 15勝(柳ヶ浦)2005年1位
最優秀防御率 大野 雄大 中日 2.58(京都外大西-佛教大)2010年1位
勝率第一位 山口 俊 読売 .789(柳ヶ浦)2005年1位
最多奪三振 山口 俊 読売 188奪三振(柳ヶ浦)2005年1位
最多セーブ 山﨑 康晃 横浜DeNA 30セーブ(帝京-亜細亜大)2014年1位
最優秀中継ぎ J.ロドリゲス 中日 44HP
【パ・リーグ】*球団、登録名は当時
MVP 森 友哉 埼玉西武(大阪桐蔭)2013年1位
新人王 高橋 礼 福岡ソフトバンク(専大松戸高-専修大)2017年2位
本塁打王 山川 穂高 埼玉西武 43本(中部商-富士大)2013年2位
打点王 中村 剛也 埼玉西武 123打点(大阪桐蔭)2001年2位
首位打者 森 友哉 埼玉西武 .329(大阪桐蔭)2013年1位
最多安打 秋山 翔吾 埼玉西武 179安打(横浜創学館-八戸大)2010年3位
盗塁王 金子 侑司 埼玉西武 41盗塁(立命館宇治-立命館大)2012年3位
最高出塁率 近藤 健介 北海道日本ハム .422(横浜高)2011年4位
最多勝 有原 航平 北海道日本ハム 15勝(広島広陵-早稲田大)2014年1位
最優秀防御率 山本 由伸 オリックス 1.95(都城)2016年4位
勝率第一位 山岡 泰輔 オリックス .765(瀬戸内高-東京ガス)2016年1位
最多奪三振 千賀 滉大 福岡ソフトバンク 227奪三振(蒲郡高)2010年育成4位
最多セーブ 松井 裕樹 東北楽天 38セーブ(桐光学園)2013年1位
最優秀中継ぎ 宮西 尚生 北海道日本ハム 44HP(市立尼崎-関西学院大)2007年3位
この年これらのタイトル獲得した日本人選手21名の中で、高卒が10名、大卒が9名、社会人出身が3名というる内訳だった。
セ・リーグ新人王には高卒の村上 宗隆(東京ヤクルト)が選出。セ・リーグで高卒選手の新人王獲得は、昭和最後のシーズンに受賞した中日の立浪和義氏以来31年ぶりの快挙。
パ・リーグでは、打撃6部門のうち5部門を埼玉西武の選手が独占。リーグ覇者でチーム総得点(756点)、打率(.265)、盗塁数(134個)OPS(.772)でリーグトップを誇る”山賊打線”を誇示した。
また、パ・リーグ奪三振王は、2014年から5年連続獲得中だった東北楽天の則本昂大を66個の大差でおさえ、福岡ソフトバンクの千賀 滉大が獲得した。
今年はどんな結果となるのか。まずは来たる開幕の日を楽しみにしたい。
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