昭和44年世代で唯一!夏の5年連続出場の岩井隆(花咲徳栄)監督の存在の大きさ
岩井隆監督
昭和44年世代の監督で、夏の甲子園の連続出場を続けているのは花咲徳栄の岩井隆監督だ。
なんと2015年以降、5年連続で夏の甲子園に出場。春夏合わせて計6回出場している。埼玉は毎年波乱が多い激戦区。その中で毎年甲子園に勝ち上がるのは実に素晴らしい。
2015年ベスト8
2016年ベスト16
2017年優勝
2018年2回戦
2019年初戦敗退
勝率も大きく変わった。
2001年夏の甲子園に初出場してから2013年まで計5回出場し、4勝5敗1分だったが、2015年以降、11勝5敗と高い成績を残している。
ここまで成績を残せるようになったのは、指導スタイルの変換が大きい。選手の自立を促し、授業態度、寮生活なども厳しく指導し、選手の意識を変えた。
ドラフト候補に注目が集まる花咲徳栄だが、1人1人の人間力も素晴らしい。昨夏の甲子園開幕前に宿舎取材した時、吉倉英俊主将とお話した時、性格も個性的な花咲徳栄の選手たちをまとめ、チームのことを深く考えている様子が見え、何よりも爽やかな性格をした好青年だった。
多くの人材を育成し続ける花咲徳栄の今後を注目していきたい。
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