強豪・奈良学園大が所属する近畿学生野球連盟は開幕延期、感染対策のルールを発表
大学野球の近畿学生野球連盟は28日、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた理由から4月4日に予定されていた春季1部リーグ戦を4月24日に【延期】することを決めた。
同時に、従来は勝ち点制だった順位決定方法を、今シーズンは【勝率制】にすることとし、全試合を【無観客】で行う。開会式は中止。
2部リーグ戦は4月20日、3部リーグ戦は4月14日に開幕予定。
連盟の発表では、
・試合前後の更衣は密集状態を作らないためスタンドで済ませ、その後荷物をロッカーへ搬入。
・ロッカールーム入れ替わりの際は前チームが接触部のアルコール消毒を実施。すれ違わないように前チームが完全撤退後、次チームが入場
・ロッカールームは窓を開け、密閉状態を作らない(貴重品の管理に注意)
といった感染防止対策を講じ、試合当日の球場には、各大学から部長1名、監督1名、コーチ2名、トレーナー1名、スコアラー1名、ベンチ入り選手25名、スタンドでのファウルボール補助員10名までが来場可能となる。
球場への来場該当者は起床後体温を測って各大学の主務に連絡。メンバー交換時に該当者全員の体温一覧表を連盟に提出することになっている。体温が37度5分以上の選手は球場への来場が不可となる。
関西地区5リーグではこのほかに、京滋大学野球連盟が1部、2部ともリーグ戦開幕を4月25日に延期している。
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