5年目の飛躍を誓う原嵩(千葉ロッテ)がウインターリーグで好投中!
原嵩投手(※写真は専大松戸時代の写真)
千葉ロッテの原嵩(専大松戸出身)が来季の飛躍に向けて、ウインターリーグで燃えている。高3年夏の専大松戸のエースとして甲子園に出場。しかしプロ入り後、これまで肩、肘の故障影響で手術を経験。それでも地道にリハビリに取り組み、マウンドに戻ってきた。今季は20試合に登板し、3勝3敗、54イニングを投げ、防御率3.67と先発投手として及第点といえる成果を残した。
ウインターリーグはルーキーだった2016年以来の参戦。11月24日のKBOの若手チーム相手に5回1失点の好投。常時130キロ後半の直球、大きく曲がるカーブ、スライダーを投げ分けるピッチングが印象的だった。突出した球速はないが、間合いが取れたフォームで、さらに緩急を使えた投球術は光るものがある。
このウインターリーグで実績を積み重ね、来春のキャンプから猛アピールができるか、注目していきたい。
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