最速143キロ右腕・笠島尚樹(敦賀気比)が3回無安打。キレ味鋭い速球に注目!【第101回甲子園】
最速143キロ右腕・笠島尚樹(敦賀気比)が3回無安打。キレ味鋭い速球に注目!
3日目第4試合、敦賀気比vs富島の一戦は好投手同士の投げ合いとなった。まず敦賀気比のエース・笠島尚樹(2年)を紹介したい。笠島はコンスタントに140キロ前半を計測する右の好投手。
右スリークォーターから投げ込む直球は常時130キロ後半~143キロを計測。2回裏にはコンスタントに140キロ台を計測し、6番・内山大夢の場面で内角に決まったストレートは最速143キロを計測。回転数が高いストレートで、キレの高さを感じさせる球質だ。何より内外角に投げ分けるコマンド力の高さも秀逸。120キロ後半のスライダーの切れ味もよい。精度の高いピッチングができるのは、投球フォームの良さにあるだろう。
セットポジションから始動し、ゆったりと左足を高々とあげながらも、右足をバランスよく上げることができている。打者よりでリリースすることができており、球持ちの良さが光るフォーム。
177センチ71キロとまずまずのサイズ。来年のドラフト候補として期待を持たせる投球だった。
【組み合わせ・応援メッセージ】
■第101回全国高等学校野球選手権大会