速球に振り負けない!先制打を放った奥野 翔琉(明徳義塾)の高い打撃技術に迫る【第101回甲子園】
奥野 翔琉(明徳義塾)
先制打を放った奥野 翔琉(明徳義塾)の高い打撃技術に迫る
明徳義塾vs藤蔭の一戦は明徳義塾が試合を優位に進めた。その口火を切る先制適時打を放った5番・奥野 翔琉(2年)。
オープンスタンスで、重心を低くして構える奥野は、振り遅れないよう、ひざ元の変化球をとらえて右中間を破る先制適時打となる三塁打を放ったが、この打撃を振り返ると、体が突っ込まず、拾った当たりが良く伸びて、長打にできていた。
奥野は、高知大会準決勝でも、150キロ右腕・森木大智からストレートをとらえ、痛烈な中前適時打を放っている。速球に振り負けず、無駄のないスイング軌道でボールをとらえることができるのが奥野の魅力だ。
高知大会では14打数8安打、打率.571を記録している巧打者だが、この日の全国の舞台でも早速、奥野らしさをみせた。2年生の奥野のバッティングに注目だ。
【組み合わせ・応援メッセージ】
■第101回全国高等学校野球選手権大会