令和最初の戦国千葉を制するのは?習志野vs八千代松陰の決勝戦見所!
左:長岡秀樹(八千代松陰)右:飯塚脩人(習志野)
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25日、千葉大会の決勝戦の勝ち上がりは習志野vs八千代松陰の対決に決まった。習志野は2011年、8年ぶりの甲子園、八千代松陰は1998年以来の甲子園出場を狙う。
習志野は5回戦まで複数の投手を使いながら勝ち上がりを見せてきたが、準々決勝、準決勝はエース・飯塚 脩人が2試合連続完投勝利。甲子園のような必勝態勢であった。ただ決勝戦では状態が気になるところ。左の好打者が多い山内 翔太の登板がカギとなるのではないか。八千代松陰打線は横山陸人(専大松戸)、千葉明徳の右の本格派を攻略したように速球投手の対応力は非常に高い。習志野サイドは打線の相性を考えたうえでの投手起用を行うのではないだろうか。山内は130キロ前後の速球ながら、切れのあるスライダー、チェンジアップの使い分けがうまく、交わす投球ができる。この試合のキーマンになると考えられる。
打線は今年の習志野打線で最も対応力が高い高橋雅也、右サイドの対戦ということで、根本翔吾、打撃もよい山内がカギとなる。
2011年以降、習志野は13年、15年、17年と奇数年には必ず決勝進出していたが、善戦及ばず涙をのんだ来た。今年こそ夏の甲子園出場を決めたい。
八千代松陰は、右エース・川和田悠太、左腕・廣瀬健裕をどう使い分けて、起用するか、ポイントになりそうだ。
また、大量点は少ないが、今年は一発を打てる選手が多いのも魅力。県内屈指のショートストップ・長岡秀樹、パンチ力ある左の強打者・大竹隼平を中心に甘く入ればマリンスタジアムでも本塁打にできる選手が多い。冬場から取り組んできた筋力トレーニングの成果を発揮している。
木更津総合との激戦を制した習志野に注目が集まるが、八千代松陰は専大松戸を下したように試合運び、守備力、攻撃力ともに高いものがある。接戦が期待できそうだ。
【選手権千葉大会】
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◇25日の試合予定