1973年世代のトップランナーとして!イチロー選手は活躍し続ける!
世代のトップランナーとしてどこまで走り続けるのか?
世代のトップランナーとして!イチロー選手は活躍し続ける!
オークランド・アスレチックスとのオープン戦に「7番・レフト」で296日ぶりに実戦に出場したイチロー選手。結果は2打数1安打1打点と、3月20日(水)と21日(木)に東京ドームで開催されるアスレチックスとの開幕戦出場に向けて首脳陣にアピールをした。
そのイチロー選手は1973年生まれ。この世代で現役を続けているのはイチロー選手だけになったが、同世代は指導者として野球界を支えている。
打者からみてみると、「ガッツ」の愛称で日本ハムと巨人、中日ドラゴンズと渡り歩き、首位打者やベストナインなど数々のタイトルを受賞した小笠原道大氏。現在は中日ドラゴンズの2軍監督として、若手の育成に尽力している。さらに高校野球界や中学野球界まで見てみると、2000年と2001年に打点王に輝いた中村紀洋氏は静岡の浜松開誠館でコーチとして選手たちを指導。そして、2002年に191安打をマークして最多安打を受賞した清水隆行氏はU15日本代表の監督を任されている。
同世代の投手を見ると、現役時代は「ハマの番長」の愛称で親しまれた三浦大輔氏が、今年から横浜DeNAベイスターズの1軍投手コーチに就任した。また東北楽天ゴールデンイーグルスのゼネラルマネージャーに就いた石井一久氏もイチロー選手と同世代である。
他にも三冠王に輝いた松中信彦氏などもいる1973年世代。この世代で唯一の現役選手となったイチロー選手だが、同世代の活躍がイチロー選手への刺激となっているだろう。また、イチロー選手のプレーに同世代の仲間たちも刺激を受けているに違いない。
あわせて読みたい!
◆イチローが鈴木一朗として甲子園に出場していた時代
◆中日ドラゴンズ 小笠原 道大選手【前編】 「フルスイングを築き上げた土台」
◆中日ドラゴンズ 小笠原道大選手【後編】 「フルスイングの本当の意味とは?」
◆中村 紀洋氏が高校球児に伝授する「基本」 【四国地区高等学校野球監督会研修会レポート】