注目したい!夏は休養日を考慮しての組み合わせになるのか?

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2019.02.11

 1月30日に発表された今夏の甲子園の日程。休養日が1日増えて大会終盤が、

 準々決勝→休養日①→準決勝→休養日②→決勝

 となりました。

 『まだまだ不十分』という声も一部では聞かれますが、プロ野球や甲子園球場側との兼ね合いがある難しい状況の中で、まず休養日1日を増やせたことは、前に進んだということで評価できると思います。

 今回、準決勝と決勝の間にも休養日を設定できたことで、今後注目されるのが、各都道府県が主体となって運営されている地方大会です。

 昨夏は記念大会ということで、通常の北海道と東京の他、埼玉、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫、福岡の7府県が2地区に分かれました。

 南北別会場で行っている北海道を除き、8都府県は決勝会場が同じということもあり、大会後半は1日おきの日程が組むことができたのです。

 各地区の高校の指導者に話を聞くと、「最初の日程から、準決勝と決勝の間にも1日休養日ができた形だったのはありがたかった」という声を多く聞きました。

 今年、北海道と東京以外は元の1代表に戻り、49地区となります。

 埼玉、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫、福岡の7府県が元の準決勝と決勝の連戦の日程に戻すのかとうか。それとも昨年のように最初の日程では準決勝と決勝の間にも休養日を設けるようにするのか。大きな判断を迫られることになるでしょう。

 ちなみに他の地区で、抽選会時の最初の日程で準決勝と決勝を1日空けているのは、青森、静岡、広島、大分の4地区。ただ、3地区は準々決勝と準決勝が連戦になっており、初めから連戦にならないように日程が組まれているのは大分大会だけとなっています。

 球場事情などもありますが、全国大会が準決勝と決勝の間に1日設けた今、昨年2代表になった地区以外も、日程を再考する時期にきていると言えるのではないでしょうか。

 もう一つは毎年課題になる暑さ対策です。これは、その年に雨がどれだけ降るかどうかにもかかってきます。

 昨夏は7月上旬に集中豪雨があった一方、7月7日以降は夕立(ゲリラ豪雨)が少なく、夜の間に気温が下がりにくいという状況が早朝からの暑さにつながった一因であるように思います。台風の影響を受けた7月終盤は幾分、厳しい暑さは和らいだようにも感じました。

 大会日程では、よく「朝1試合やって、昼間はあけて、夕方からもう1試合やればいい」という声も聞きます。

 しかし夕立(ゲリラ豪雨)というリスクを考えると、難しい面も出てきます。『昼間ならできたのに、夕方にしたため、夕立で順延になった』という声が聞こえても不思議ではありません。順延が増えると、大会後半のスケジュールにも影響を及ぼす可能性もあります。

 昨年は7月7日以降の順延が少なかったことと延長タイブレーク導入で再試合がなくなったことで、大会終盤に決勝後の予備日も使用しての日程再編成というのがしやすい状況でした。(東西・愛知大会、滋賀大会などが例)

 それを鑑みると、事前にある程度の暑さ対策は必要ですが、昨年のように大会に入ってから臨機応変的に対応するということが今考えうる中では一番のような気もします。

 さて、今年の夏はどうなるでしょうか??

(文=松倉 雄太

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