凛とした姿を甲子園で!龍谷大平安が京都勢甲子園通算200勝を狙う!
京都勢甲子園通算200勝を目指して甲子園に乗り込む!
凛とした姿を甲子園で!龍谷大平安が京都勢甲子園通算200勝を狙う!
近畿大会を制した龍谷大平安が3年ぶり41回目のセンバツ出場が決定。午後3時半頃に関目六左衛門校長が電話で出場の知らせを受け取ると、すぐさま控室で待機していた選手たちに報告を行った。
「凛として甲子園の雰囲気に呑まれることなく冷静沈着に、そして平安の野球部員らしく威厳をもって全国優勝を是非とも目指して頂きたいと思います」とエールを送った関目校長。それに対して主将の水谷祥平(2年)は「チームのテーマである日本一に向けてここからより一層、気を引き締めて取り組みたいと思います。そして春のセンバツ大会では凛とした平安の姿を見せたいと思います」と決意を語った。
両者から出た「凛として」という言葉は同校が2003年度に男女共学となった際に生徒のあるべき姿として決められたものだ。甲子園でも学校の代表として伝統校らしく冷静沈着で威厳のある平安らしい凛とした戦いぶりを関目校長は望んでいる。
原田英彦監督は「出場が現実になったことでより一層、気が引き締まりますね。全員が一つの目標に向かって束になることができるチームだと思います。そういった戦いをしたいですね」と意気込みを語った。
今年は全員が一つの目標に向かえる集団となるために初めて学生コーチの制度を導入した。現在は2名が投手と内野守備をそれぞれ担当し、チーム力の向上に貢献している。エースの野澤秀伍(2年)は「走った距離や球数を管理してくれているので、いい学生コーチだと思います」と感謝の気持ちを述べた。
原田監督はキーマンとして主将で4番の水谷、内野の要である北村涼(2年)、エース左腕・野澤の名を挙げた。彼らが太い柱として活躍してくれることを原田監督は期待している。
京都勢はあと1勝で甲子園通算200勝に到達する。199勝のうち、半数以上の101勝を稼いでいる名門が節目の記録を達成できるかに注目だ。
取材=馬場 遼
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