安樂智大、18U ワールドカップ帰国会見を開催!
▲記者会見に臨む安楽 智大選手(済美)
安樂智大、18U ワールドカップ帰国会見を開催!
8月30日から9月8日まで台湾・台中市において開催された「第26回IBAF18U世界野球選手権」において、3試合登板2完封を含む18イニング無失点・奪三振28個。しかも無四球と文句なしの活躍を見せ、準優勝の立役者となった安樂智大投手(済美2年・主将)の帰国会見が9月9日夜・愛媛県松山市の済美高等学校で行われた。
銀メダルを首に下げて登場した安樂投手は代表チーム解散場所の関西国際空港から空路松山へ。さらに空港から学校に直行したため、さすがにお疲れの様子。それでもいざ野球の話になれば「勝てば決勝戦進出となるキューバ戦でマウンドに立たせて頂いたが、すごく冷静にマウンドに立てた」と、大会中のマウンドと同じく落ち着きを保ち、かつ情熱的に振り返りの言葉を口にした。
また、高校野球オールスターとも言える先輩たちから学んだことも多かったようで、
「甲子園ではスピードで周囲の皆さんの期待に応えたい思いから、フォームを意識せず投げてしまったが、勝つことが改めて一番だということを考え直せた大会だった。勝てる投手の皆さんから学ばせて頂いた」と、自らにとっても大きな転機となった大会だったことを強調。そこには最優秀防御率(0.00)・最高勝率(2勝0敗1S)・大会オールスター先発部門と「大会投手3冠」を独占した驕りは微塵も感じられなかった。
息つぐ暇もなく9月14日(土)には主将として2年連続センバツ出場へ向けた緒戦、秋季愛媛県大会中予地区予選・済美平成中等教育学校戦(9:00・[stadium]マドンナスタジアム[/stadium]でプレーボール)を迎える安樂。
「世界一は逃してしまったので、次はセンバツ出場という夢に挑戦していきたい。勝つことを考えていけば自然とスピードも付いてくると思う。投手としては勝てる投球が大事だと思うし、あれだけの日本代表の皆さんがまず大事にしていたチームワークやまず声を出すことを、もっともっと済美高校野球部に伝えていきたい」と話す彼の顔は既に次のステージを向いている。
(取材=寺下友徳)
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