報徳学園vs神港学園など好カード実現!春の兵庫県大会の組み合わせ決定!
森健人(東洋大姫路)
県大会のトーナメント表
・東洋大姫路、明石商などが属するブロック
・報徳学園、社などが属するブロック
・ベスト8以上の勝ち上がり
地区予選のトーナメント表
・報徳学園、関西学院などが属する阪神地区
・神戸国際大附、神港学園などが属する神戸地区
・明石商、東播磨などが属する播淡地区
・市川などが属する西播地区
・三田松聖などが属する但丹地区
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春季兵庫県高校野球大会の組み合わせ抽選会が12日、明石市内で開かれた。
各地区予選を勝ち抜いた34校と、秋季近畿大会に出場した社、神戸学院大附、東洋大姫路を合わせた計37校が出場して16日に開幕する。
抽選会には各校の責任教師や監督が出席した。まず昨秋県大会上位3校で、近畿大会に出場した社、神戸学院大附、東洋大姫路が今大会では準決勝まで対戦しないように、ゾーンを決めて抽選。そのあと、34校が予備抽選順にフリー抽選を行った。
センバツ出場の東洋大姫路は2回戦からの登場で、津名と三田学園の勝者と対戦。OBで4月に就任した岡田龍生監督(元履正社監督)にとっては母校での公式戦初采配となる。
1回戦では神港学園対報徳学園、2回戦では秋4位の明石商と滝川第二と初戦から好カードも実現。秋優勝の社は武庫荘総合と、準優勝の神戸学院大附は北須磨と育英の勝者と対戦する。
日程が順調に進めば準決勝が5月3日、決勝と三位決定戦は5日に、今年は明石トーカロ球場で予定されている。優勝校は5月21日に紀三井寺球場(和歌山県)で開幕する近畿大会に出場する。
なお今春は県大会、近畿大会ともに継続試合は実施しない。今大会で2回戦を突破した16校は夏の第104回選手権兵庫大会の第1シードを獲得。2回戦で敗れた16校は第2シードとなる。
また今大会の優勝校と準優勝校は、夏もお互い勝ち進む限り、決勝まで対戦しないように組まれる。
新型コロナウイルスの影響で春も各地区予選までは保護者や学校関係者を除いて原則無観客で実施されてきたが、県大会からは新型コロナウイルス対策を講じた上で、有観客での開催となる。
観客については球場ごとに上限が設定されており、明石トーカロ球場とウインク球場(姫路)は5000人、高砂球場は3000人、G7スタジアム(神戸サブ)は1000人まで収容できる。
控え部員や部員の家族など学校作成の入場者名簿に記載された方は、チーム関係者指定エリア(一般客は立ち入り不可)で観戦する。
一般客は入場時に検温の実施に協力してもらうほか、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」や兵庫県の新型コロナ追跡システムの登録をお願いする。また、観戦時には人と人との距離(1.5メートル~2メートル)をとってもらうこともお願いする。各校の偵察(スカウティング)要員も一般客と同じ扱いとなり、密にならない形でマナーを守った偵察活動が求められる。
観戦は、プレーの度の拍手による応援は可能だが、大声での声援、応援、合唱、鳴り物の使用、タオルを回す行為、ハイタッチや得点時に座席の上に立ったり、一か所に集まる行為が飛沫感染や接触感染を防止する観点から禁止される。
今後、政府や県の方針が変更になれば大会運営も変更される可能性がある。昨春は政府が緊急事態宣言を発したために、大会中にやむなく無観客となったが、今春こそは県大会全試合を観客にも観戦してもらえるよう、主催者は準備を進めている。
■大会の詳細・応援メッセージ
・令和4年度 春季兵庫県高等学校野球大会
・令和4年度 春季兵庫県高等学校野球大会 阪神地区予選
・令和4年度 春季兵庫県高等学校野球大会 神戸地区予選
・令和4年度 春季兵庫県高等学校野球大会 播淡地区予選
・令和4年度 春季兵庫県高等学校野球大会 西播地区予選
・令和4年度 春季兵庫県高等学校野球大会 但丹地区予選