第104回全国高校野球選手権大会(甲子園)は仙台育英(宮城)の優勝で幕を閉じた。東北勢として春夏通じて初めての優勝でもあり、大きな話題を呼んだ。

 また、個人でも浅野 翔吾外野手(高松商3年)や山田 陽翔投手(近江3年)といったプロ志望届を出せば、今秋のドラフト会議でも目玉となりそうな選手はいた。

 今大会に出場した49校のOBで、2022年シーズンも現役のNPBおよびMLBプレーヤーはどれだけいるのだろうか。地域ごとに確認してみたい。

 全国大会で初の準優勝を飾った下関国際(山口)の属する中国地区では、創志学園(岡山)、鳥取商(鳥取)、浜田(島根)と、3校のOBが今シーズンもNPBでプレーしている。ちなみに下関国際には現役OBはひとりもいない。

 創志学園髙田 萌生投手(2016年巨人5位)、難波 侑平内野手(2017年日本ハム4位)、西 純矢投手(2019年阪神1位)、石原 貴規捕手(天理大→2019年広島5位)と4選手がプレーしている。

 なかでも注目されているのが西純だろう。高卒3年目を迎える今年は10試合に登板し5勝2敗、防御率3.26と好投。8月25日のDeNA戦では6回無失点の好投を見せた。また投手ながら高校時代同様に打撃面でも打率.300(20打数6安打)、1本塁打と結果を出している。シーズン終盤も先発ローテーション投手の一角として投げることになりそうだ。

 鳥取商OBの森 翔平投手(関西大→三菱重工West→2021年広島2位)は、ルーキー左腕。オープン戦では結果を残せず、開幕は2軍スタートだった。その後、6月に1軍昇格を果たし5試合に登板。6月23日の阪神戦では2回無失点と好投しプロ初ホールドをマークしている。

 浜田OBは和田 毅投手(早稲田大→2002年ダイエー自由枠)。現在41歳の大ベテランながら、ここまで13試合(12先発)に登板し4勝4敗、防御率2.95と結果を出している。6月19日の楽天戦では日米通算150勝と球団記録となる通算1757奪三振を同時達成した。優勝へ向けてベテラン左腕は、まだまだ腕を振るう。

 盈進(広島)に現役OBはひとりもいない。

<現役NPBプレーヤー>

創志学園(岡山)
髙田 萌生(2016年巨人5位)
難波 侑平(2017年日本ハム4位)
西 純矢(2019年阪神1位)
石原 貴規(天理大→2019年広島5位)

鳥取商(鳥取)
森 翔平(関西大→三菱重工West→2021年広島2位)

浜田(島根)
和田 毅(早稲田大→2002年ダイエー自由枠)

盈進(広島)
不在

(記事:勝田 聡)