日本ハム吉田輝星が直球復活に手応え、初の対外試合登板に注目
22日、中日との2軍戦で登板が予定されている日本ハムの高卒4年目・吉田輝星投手(金足農出身)。新型コロナウイルスの影響で出だしが遅れてしまったが、徐々にペースを上げていき、ついに対外試合で登板する。
先日、元阪神の守護神・藤川球児氏の指導を受けて、縦回転の投球フォームの改善に着手。金足農時代に見せた浮き上がるような真っすぐを磨くことで、レベルアップを図ってきた。
その成果は既に少しずつ出ている。20日、実戦形式での投球練習で、近藤健介外野手(横浜高出身)など主力打者を相手に、安打性の当たりがなく、ほぼ完ぺきな投球内容だった。味方からも投球の質に対して、称賛の声が上がっていた。
今度は相手チームに同様の投球を見せることができれば、開幕1軍入りへ、また1歩前進することになるだろう。3年間で1軍では1勝にとどまり、悔しさは十分に感じてきたはずだ。
4年目は飛躍の1年にできるか。吉田の投球に注目だ。