昨年パ・リーグを制したオリックスで、沢村賞をはじめ投手部門のタイトルを総なめしたMVP右腕、山本 由伸投手(都城高出身)が27日、今季の契約を更改し、1億5000万円から倍増以上の3億7000万円(金額は推定)でサインした。

 沢村賞以外、防御率、勝利数、勝率、奪三振の投手主要部門でタイトルを手にして「投手4冠」に輝いた。昨年までに契約更改ができずに越年していたが、キャンプを目前にしたこのタイミングでの契約更改となった。

 偉大な選手の「記録」を抜いたことになる。山本は高卒6年目を迎えるが、これまでの高卒6年目の最高年俸、当時日本ハムだったダルビッシュ 有投手(現パドレス)の3億3000万円を上回った。さらに、球団としても、プロ7年目で3億円に到達した98年のイチロー氏(現マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター)抜いて球団最速。入団6年目での3億円超えはNPBでは7人目の快挙でもあり、現役選手全体でも10番目にあたる金額だった。

 倍増は確実と言われていた右腕だが、やはりそれ以上の「評価」をもらった。球団の顔から、リーグの顔、そして日本球界の顔として、さらなる年俸アップの記録更新にも期待がかかる。