わずか27試合で9盗塁。五十幡亮汰は西川遥輝の穴を埋めることができるか
中央大時代の五十幡 亮汰外野手(佐野日大出身)
日本ハムは昨年盗塁王の西川遥輝(智弁和歌山出身)が退団後、楽天に移籍。出塁率も高いアベレージヒッターが抜けるのは痛手だが、ポスト・西川となる選手が出てくるのが強み。
それは五十幡亮汰だろう。中学時代からその俊足ぶりが際立っていた選手で、高校時代、練習を見たことがあるが、本当に速い選手だった。中大を経て、20年のドラフト2位で日本ハム入り。わずか27試合で9盗塁。盗塁失敗も1回しかない。
故障もありこの出場機会にとどまったが、まず50試合スタメン出したら、どれだけ盗塁数を稼いでくれるか、楽しみであり、打力アップすれば、100試合、そしてフル出場をさせたい選手だろう。
この選手が驚異的な盗塁ペースを増やすことができれば、それだけ得点力を増す可能性がある。スタメンを掴むためにもとにかく打力アップと盗塁技術向上が課題となるだろう。この1年の活躍が楽しみだ。