上沢直之と並ぶ11年度の千葉を代表する大型右腕・鈴木康平が日本シリーズ初登板
千葉明徳時代のK-鈴木(鈴木康平)
11月23日、オリックスのK-鈴木(鈴木康平)が日本シリーズ初登板を果たし、三者連続三振を奪う好投を見せた。鈴木は、千葉明徳出身で当時は140キロ後半を投げる速球投手として注目され、専大松戸の上沢直之に並ぶ投手として注目を浴びていた。
最後の夏は大会初戦で2人と投げ合う形となり、まず初戦は延長11回に及ぶ熱戦の末、引き分けに。再試合で敗れたが、大きな印象を与えた。その後、国際武道大、日立製作所を経て、17年のドラフトで2位指名を受けた。
今季は自己最多の34試合に登板し、日本シリーズ初登板を経験した。上沢はまだ日本シリーズでの登板がなく、先にライバルよりも経験したということである。11年の千葉を盛り上げた投手なだけに活躍は嬉しいものがある。
今後も上沢、鈴木が活躍することを期待したい。
(記事=河嶋 宗一)