2025年の第72回春季高校野球静岡県大会が19日開幕を迎える。上位2チームが5月24日から三重で開催される東海地区大会に出場。ベスト16に入ったチームは、夏のシード権を獲得する。

 19日は1、2回戦が予定され、週末の20日で2回戦が終了。ベスト16が出揃うことになる。今年の夏のシードの顔ぶれも気になるところだ。

 1回戦では、敗者復活から這い上がった昨年春の覇者、加藤学園島田工と対戦。初戦を突破すれば、夏のシードをかけて浜松工と対戦することになる。

 2回戦では昨年秋を制し、センバツ出場の常葉大菊川が19日に沼津商と対戦。昨夏甲子園代表で、秋も準優勝だった掛川西は、御殿場南と対戦。勝てばともに夏シード獲得となる。秋4強だった聖隷クリストファーは19日の2回戦に登場し、知徳と夏シード権を争う。

 20日は1回戦を勝ち抜いたチームが2回戦に挑み、東海大静岡翔洋日大三島静岡などが迎え撃つ形となる。

 予選で常葉大橘に勝利した藤枝東は、19日の初戦となる2回戦で浜松湖北と対戦。浜松開誠館にコールド勝ちした磐田南は20日の2回戦に登場する。強豪私立を撃破した公立進学校の真価が問われる。

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