試合レポート

【東北地区社会人・大学野球対抗戦】社会人が4勝1敗1分! 東北福祉大が一矢報いる白星

2024.03.25


初回に先制の3ランを放った東北福祉大・漁府輝羽

宮城県の石巻市民球場で開催された第6回東北地区社会人・大学野球対抗戦は24日、全日程を終えた。東北の社会人4チーム(日本製紙石巻、七十七銀行、JR東日本東北、TDK)と大学6チーム(東北福祉大、仙台大、八戸学院大、富士大、東日本国際大、石巻専修大)が参加。2日目は3試合が行われ、社会人が2勝1敗と勝ち越した。2日間合わせても社会人が4勝1敗1分とし、強さを見せつけた。

七十七銀行は10得点大勝

第1試合は七十七銀行が10対2で石巻専修大に快勝した。七十七銀行は2点を先制された直後の3回、2番・根本 郁也内野手(26=桐光学園ー立正大)の2点本塁打で同点とする。4回に8番・熱田 光俊内野手(24=帝京三ー神奈川工科大)が2点適時打を放ち勝ち越すと、その後も攻撃の手を緩めず、終わってみれば12安打10得点と打線がつながった。先発の最速150キロ右腕・渋谷 祐太郎投手(23=築館ー石巻専修大)は変化球を有効に使い、母校相手に5回3安打2失点と好投。6回以降は2投手の継投で0に抑えた。

石巻専修大はエース候補の右腕・岡本 寛太投手(3年=新井)が100球を超える力投を見せるも、試合をつくれずに降板。打線は3回に1番・池田 光希内野手(4年=東北生文大高)の犠飛などで2点を先制するも、4回以降は単発3安打に抑え込まれた。地元・石巻で白星を挙げることはできなかった。

次のページ:「投打がかみ合ったJR東日本東北が快勝」「東北福祉大が打ち合い制す」

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この記事の執筆者: 川浪 康太郎

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