愛媛マンダリンパイレーツが19人の新加入選手発表! 「ドライチも狙える」逸材加入で史上最強布陣!
愛媛マンダリンパイレーツ新入団選手合同入団会見後の記念撮影
愛媛マンダリンパイレーツは、昨年、四国アイランドリーグplus加盟19年目にして史上最多となる3人が育成ドラフト指名を受けた。今季も昨年を上回る19人の有望な人材が集った。
注目されるのは日大三(東京)卒業後、JFE東日本での4年間を経て独立リーグの門を叩いた廣澤 優投手だ。社会人では、なかなか登板機会に恵まれなかったが「昨年、体重を増やしてレベルアップできた」と、最速は158キロに達している。昨年、徳島インディゴソックス・椎葉 剛投手(島原中央ーミキハウス、阪神2位)がマークしたリーグ日本人最速となる159キロ突破を十分に狙える。JFE東日本時代に、1年間同じ釜の飯を食った大谷 輝龍投手(小松大谷―JFE東日本―伏木海陸運送―富山GRNサンダーバーズ、ロッテ2位)に続く、社会人経験後、独立リーグ1年でのドラフト指名へ向け、強い決意で挑む。
また捕手陣でも、二塁送球タイム1.86秒の村野 唯斗捕手(札幌新陽)をはじめ、新加入3選手全員が二塁送球タイム1.9秒を切る強肩を持つ。宇都宮 葵星内野手(松山工出身、巨人育成3位)に続く、高卒1年目ドラフト指名も視野に入る。さらに、小倉工(福岡)時代は高校通算38本塁打のスラッガーとして鳴らした髙橋 駿介外野手(西日本工業大)は、50メートル走6秒0の俊足。昨年オリックス育成5位指名の河野 聡太内野手(九産大九産ー西日本工業大)の系譜を追う。
加えて愛媛では、有望選手が軒並み残留した。190センチから投げ下ろす玉置 隼翔投手(和歌山東)、最速154キロの羽野 紀希投手(新南陽ー日本経済大)の両右腕に、昨年、後半戦は強肩で正妻を確保した矢野 泰二郎捕手(済美)の3人には、昨年NPB球団から調査書が届いている。秋季キャンプ中のヤクルトに対し、150キロ連発で手玉に取った右腕・ピダーソン 和紀(クラーク記念国際―長崎国際大)など、史上最強布陣といっていい35人をそろえた。
愛媛は、すでに2月1日から合同トレーニングをスタート。今後は今治市内での強化合宿や交流戦などでチーム力を整え、3月30日、31日(香川県・さぬき市志度総合運動公園野球場・13時プレーボール)の四国アイランドリーグplus2024シーズン開幕カード・香川オリーブガイナーズ戦へ意気を高めていく。新入団選手合同入団会見で薬師神績代表が掲げた三大目標「リーグ年間総合優勝奪還、ドラフト複数選手指名、リーグで明るいあいさつNo.1」の実現へ向け、「海賊たち」は大きく帆を広げていく。
なお、愛媛の新加入19選手のプロフィールは次ページの通り。
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