亜細亜大の新体制発表! 主務に駒苫・香田監督の子息!主将は学生コーチ経験者が就任!昨季4位から巻き返しを狙う
亜細亜大新体制(野球部提供)
東都大学野球連盟の一部に所属する亜細亜大の新体制が発表された。2023年の亜細亜大は春、秋ともに4位に終わり、苦しい1年になっていた。
主将を任されたのは正高 奏太(狭山ヶ丘)。高校時代も主将としてチームを牽引し、20年夏の独自大会優勝に貢献。亜細亜大では学生コーチを務めていたが、今年のチームになって内野手として復帰していた。3年生になってからの1年間、学生コーチとしてチームをまとめた経験や姿勢を買われた。
副主将は笠松 拓真内野手(神戸国際大附)。高校時代から強打の内野手として活躍し、2年冬には兵庫選抜に選ばれた経験もある。亜細亜大進学後は3年秋からスタメンを獲得。6試合出場で、22打数6安打、打率.273を記録した。今シーズンの目標を打率4割、5本塁打、10盗塁に掲げている。
主務は香田 太河マネージャー(博多)。香田の父は駒大苫小牧を夏2連覇に導いた香田誉士史氏。香田氏は駒澤大の監督に就任予定で、“親子対決”が実現しそうだ。新人監督には林 大陸(星稜)が就任。林の父は星稜を2019年夏の甲子園準優勝に導いた林和成氏だ。林は野球部HPでこう決意している。
「歴代の先輩方と比べると力が乏しいです。選手個人個人が弱さを自覚しているからこそ、横の繋がりが大切であると気づきました。全体や学年別で何度もミーティングを重ね、沢山話し合ってきた結果、それぞれの役職が決まりました」
伝統である全力疾走は継続しつつも、今まで以上に学生主導でチームをまとめる様子が伝わる。正村公弘新監督は、これまで八戸学院大の監督として松山 晋也投手(中日)、大道 温貴投手(広島)など数多くの好投手を育成してきた。
新体制となった亜細亜大は22年春以来のリーグ優勝を狙う。
【亜細亜大 新体制】
主将 正高 奏太(狭山ヶ丘)
副主将 笠松 拓真(神戸国際大附)
投手責任者 北嶋 洸太(駒大苫小牧)
バッテリー責任者 田島 佑樹(常磐)
副バッテリー責任者 薬師寺琳久(津久見)
外野責任者 西川 凱斗(育英)
主務 香田 太河(博多)
新人監督 林 大陸(星稜)