近藤健介の代表デビューとなった2011年高校代表 現役続行はあと4人【選手・首脳陣一覧】
U-18での近藤健介
毎年、お正月に放送される「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」。今年も1月2日に放送され、名物の「リアル野球BAN」にはトップ選手が続々出演。なかにはWBCでの世界一に貢献したソフトバンク・近藤健介外野手(横浜高出身)が登場する。
主に2番打者としてチームの勝利に貢献。その後のシーズンでも自慢のバッティングで活躍し続けて打率.303をマーク。さらにキャリアハイとなる26本塁打で本塁打王など数々のタイトルを獲得した。
今や日本球界を代表する好打者で日本代表常連となった近藤だが、初めての代表選出は高校から。2011年に開催された第9回AAAアジア野球選手権大会である。
この大会で日本は優勝を果たしたが、当時のメンバーを振り返ると、そうそうたるメンバーが揃っていた。
投手では夏の甲子園優勝投手・吉永健太朗投手(日大三出身)や歳内宏明投手(聖光学院出身)などが名を連ねる。野手陣になると、中日・高橋周平内野手(東海大甲府出身)、Honda鈴鹿・畔上翔外野手(日大三出身)。首脳陣も監督に渡辺元智さん、コーチには森士さん、聖光学院の監督・斎藤智也さんと豪華なメンバーだった。
ただ現役を続けているのは、近藤を含めて4人。ヤクルト・原樹理投手(東洋大姫路出身)、中日・高橋。そして社会人の畔上となっている。
13年の月日が流れて30代に突入したが、まだまだ元気な姿を見せて球界を盛り上げて欲しい。
<2011年高校日本代表の首脳陣・選手>
監督:渡辺元智
コーチ:斎藤智也
コーチ:森士
投手
吉永健太朗(日大三出身):JR東日本※
原樹理(東洋大姫路出身):ヤクルト
釜田佳直(金沢出身):楽天※
歳内宏明(聖光学院出身):ヤクルト※
松本竜也(英明出身):巨人※
北方悠誠(唐津商出身):福岡北九州フェニックス※
野田昇吾(鹿児島実出身):西武※
捕手
道端俊輔(智弁和歌山出身):明治安田生命※
近藤健介(横浜出身):ソフトバンク
佐藤大貢(東海大相模出身):航空自衛隊千歳※
内野手
板崎直人(作新学院出身):筑波大※
横尾俊建(日大三出身):楽天※
宮内和也(習志野出身):NTT東日本※
高橋周平(東海大甲府出身):中日
谷田成吾(慶應義塾出身):徳島インディゴソックス※
外野手
畔上翔(日大三出身):Honda鈴鹿
北川倫太郎(明徳義塾出身):カナフレックス※
臼田哲也(東海大相模出身):東京ガス※
※=現役引退