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【夏の甲子園】鳥栖工が劇的初勝利、日大三・安田は完封一番乗り、市立和歌山、神村学園が初戦を突破<第4日・9日の結果>

2023.08.09


第105回全国高校野球選手権記念大会第4日は9日、1回戦4試合が行われた。

第1試合は延長12回タイブレークの接戦の末、鳥栖工(佐賀)が富山商(富山)に3対2で競り勝った。1点を先制されたが追いついて延長戦へ。11回表に1点を奪われたが、その裏に追いつき、最後の12回はバントを処理した相手投手の悪送球で1点を奪ってサヨナラ勝ち。春夏通じて初の甲子園勝利を収めた。

第2試合は日大三(西東京)が3対0で(兵庫)を下した。3回に二宮 士内野手(3年)の適時打で先制。5回、7回にも追加点を奪うと、先発の安田 虎汰郎投手(3年)がわずか2安打に抑える、今大会初の完封劇を披露して、夏甲子園5年ぶりの勝利を決めた。

第3試合は、市立和歌山(和歌山)が東京学館新潟(新潟)を5対4で振り切って勝利を収めた。1対1で迎えた3回に4得点してリードを広げる。東京学館新潟は9回に1点差まで詰め寄ったが反撃は及ばず、市立和歌山が激戦を制し、2回戦進出を決めた。

第4試合は神村学園(鹿児島)が10対2で立命館宇治(京都)を破り、4年ぶりの甲子園勝利を手にした。6回に主将の今岡 歩夢内野手(3年)がバックスクリーン弾を放つなど、3安打4打点の活躍でチームの18安打10得点を導いた。

10日は1回戦3試合が予定され、東海大星翔(熊本)、北海(南北海道)などが登場する。

この記事の執筆者: 田中 裕毅

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