鹿児島城西vs鹿児島玉龍
5番・明瀬が7打点・鹿児島城西
鹿城西・津波
<第64回NHK旗争奪鹿児島県選抜高校野球大会:鹿児島城西11-4鹿児島玉龍>◇23日◇2回戦◇[stadium]平和リース[/stadium]
部内のコロナ感染のため春の鹿児島大会を出場辞退した鹿児島城西にとっては、昨年11月の1年生大会以来、約半年ぶりとなる県大会だった。
先制したのは鹿児島玉龍。立ち上がりに1死二塁の好機を作り、3番・山下 薫輝主将(3年)が右前適時打を放った。
その裏、鹿児島城西も1死満塁として5番・明瀬 諒介(2年)が中前2点適時打を放って、逆転に成功した。
鹿児島玉龍は3回表、相手のエラーと3番・山下主将の中越え三塁打で2点を挙げて再びリードを奪う。
鹿児島城西はその裏、無死満塁から5番・明瀬が走者一掃の左越え二塁打を放つなど、4点を挙げて主導権を大きく手繰り寄せた。
明瀬は4、6回にも適時打を放ち、4安打7打点の大活躍だった。
鹿児島玉龍は7回表に1点を返すも、大差を覆せず。
鹿児島城西が半年ぶりの県大会で持ち味を発揮し、コールド勝ちを収めた。
(文=政 純一郎)