鹿児島商vs鹿児島修学館
記録尽くしの大勝・鹿児島商
鹿児島商は初回、打者29人、13安打、8四死球、3番・那波浩樹主将(3年)の2ラン、8番・有村凛(3年)の3ランなどもあり、大量25得点を挙げた。1イニング25得点は98年に喜界が1回戦・加世田常潤戦の6回に18得点挙げたのを21年ぶりに塗り替える1イニング最多得点記録となった。
その後も攻撃の手を緩めず、33安打、44打点、54盗塁、20四死球と記録的な数字を残し、55得点を挙げた。これまでの1試合最多得点は94年の出水中央が1回戦・奄美戦54得点。この時は7回コールドだったが、25年ぶりにより少ない5回で達成したことになる。
鹿児島商の圧倒的な力の前になす術がなかった鹿児島修学館だったが、4回表に二死から5番・叶悠雅(2年)がセンター前ヒット、6番・島長憲伸(1年)がレフトオーバー二塁打を放ち、二三塁とする見せ場を作った。
(文=政 純一郎)
2019年 第101回全国高等学校野球選手権大会鹿児島大会
■開催期間:2019年7月6~7月23日(予定)
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