嘉手納vs球陽
自力に勝る嘉手納が圧倒。コールドで16強へ
嘉手納は2回、無死一塁から7番親泊がライト越えの二塁打。続く石川がレフト前へ運び二者が生還する。その後1番又吉がヒットを放つとワイルドピッチで得点。2つの四球を挟んでスクイズを決めると、5番小橋川にもタイムリーが出て一挙5点を奪った。
嘉手納は3回には2番伊禮がランニングホームラン。4回にも代打で登場した新城がレフトへ二塁打。親泊もレフトへ三塁打を放つと、石川もライトへ三塁打。三者連続長打が飛び出すなど13安打(内5本の長打)14得点で圧勝。優勝した2年前以来となるベスト16入りを決めた。
この試合では大敗した球陽だったが、夏大会では11年振りとなる初戦突破。続く2回戦も勝利し、平成元年に創立してからは初となる夏の2勝利を挙げたこの夏の戦い。堂々と胸を張って欲しい。
(文=當山 雅通)