大教大池田vs松原
大教大池田、毎回得点5回コールドの大勝で3回戦進出!
大阪大会2回戦、大教大池田と松原の試合は、一方的な展開となった。
今日が大会初戦となる松原の先発投手、背番号3の濱中は立ち上がりから苦しんだ。
まずは1回裏。先頭の赤尾を四球で歩かせ、二死二塁まではアウトを取ったが、4番岡本に左安を打たれ先制点を許した。ここで最小失点に抑えることができればよかったのだが、ここから制球が定まらず4連続四球で押し出しの2点、さらに9番宇田にも適時打を浴び、初回から5点を失う展開となった。
そして大教大池田の打線が爆発したのが3回裏。先頭の8番石井の二塁打から始まった攻撃は、主に左方向への好打が続いて6連打、極め付けは7人目となる5番見目の2ラン本塁打で7得点をあげた。ここで投手の松原は降板、ライトに入っていた背番号1の山本がマウンドに上がったが、安打、四球、失策が絡んでさらに2点を奪い、1回で打者14人9得点の猛攻となった。
大教大池田の先発は1回戦とは異なる背番号2の岡本。右上手投げから直球と変化球をバランス良く織り交ぜた投球で、3回を無安打無四球3奪三振で危なげなく抑えた。4回から登板した背番号10の森山は、5回に乱れて1安打3四死球の1失点をしたが、大勢に影響はなく18対1の5回コールドで、大教大池田が大勝した。
大教大池田はこれまで2試合で3人の投手が登板したが、昨年から主力投手であるエースナンバーの磯部はまだ投げていない。明日の3回戦の対戦相手は、今日の別会場で豊島との接戦を制した緑風冠に決まった。どの投手がどのような投球を見せてくれるかも楽しみなところである。
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