中央大の新入生は投打ともにハイレベル!U-18代表野手2名、多彩なタイプを揃えた投手、スラッガー、好内野手とバラエティー豊富!
伊藤 櫂人(大阪桐蔭)、安田 淳平(聖光学院)
東都1部の名門・中央大が新入生を発表した。今回の特徴として、2人のU-18代表がいる。伊藤 櫂人内野手(大阪桐蔭)は22年センバツ選抜優勝を経験し、全国舞台でも大活躍を見せた巧打の三塁手。打撃技術は高く、俊足で、三塁守備のレベルも高いので、将来、高次元の打撃成績が期待でき、プロ入りの可能性もある。同じくU-18代表を経験している安田 淳平外野手(聖光学院)はこの夏、甲子園ベスト4に大きく貢献。対応力の高い打撃に加え、攻守ともにガッツが溢れ、抜群の強肩も光る。
投手は、埼玉県屈指の本格派左腕・伊藤 匠海投手(川越東)を筆頭に素材が良い7人が入部予定でどんな成長を辿るのか注目だ。また、俊足巧打タイプが多い今年の中央大新入生の中で、中川 雄斗内野手(遊学館)は期待のスラッガーだ。
捕手1人の合格となった狩野 光晴捕手(日大豊山)はプロから注目された強肩巧打の捕手。攻守のバランスがよく、この学年では捕手が1人しかいないので、出番はありそうだ。
全体的にバランスのいい編成で、来年以降の中央大が楽しみだ。
[page_break:【一覧】中央大新入生(短評付き)]【投手】
石上 翼(白樺学園)は、しなやかなフォームから投げ込む本格派左腕。細身な分、伸びしろは大きい。
伊藤 匠海投手(川越東)は県内屈指の左腕として活躍し、130キロ後半の速球、切れ味鋭い変化球を出し入れする投球が光る。
坂本 典優(尾道)は左サイドから130キロ前半の速球、キレのあるスライダーで勝負する技巧派左腕。
柿澤 佑多(花巻南)は145キロを誇る速球派右腕。フォームもよく、大化けが期待される。
鈴木 晶太(仙台育英)は、しなやかな投球フォームから繰り出す140キロ台速球が持ち味の右腕。大学では速球投手へ化ける可能性を秘めている。
原崎 翔陽投手(駿河総合)は静岡県屈指の大型左腕として評判の逸材。
平山 颯士投手(水戸商)はこの春、4強入りに導いた本格派右腕で、伸びのある140キロ前半の速球は光るものがある。
槙野 時斗投手(須磨翔風)も、しなやかなフォームから140キロ前半の速球を投げ込む兵庫県内でも屈指の好投手。
【捕手】
狩野 光晴捕手(日大豊山)はこの春から急浮上した強肩捕手。広角に鋭い打球が打てるのも魅力。
【内野手】
伊藤 櫂人(大阪桐蔭)はU-18代表を経験。俊足強打のトップバッターとして活躍し、22年センバツ優勝、夏ベスト8に導いた。今年合格した野手では最もプロ入りが期待できる野手。
栗本 慎之介(関東学園大附)は期待の大型内野手。パワフルなレベルスイングから次々と長打を飛ばす。
佐々木 琉生(健大高崎)は打撃型の選手が多い健大高崎において、高い守備力と巧打が光る逸材。
佐藤 壱聖(東日本国際大昌平)は福島県屈指の遊撃手として活躍。
中川 雄斗(遊学館)はパワフルなスイングから本塁打を量産。5位指名でヤクルト入りした北村 恵吾内野手(近江)のような活躍が期待される。
【外野手】
嶽下 桃之介(明豊)はパワフルなスイングから本塁打を量産。守備、走塁のレベルも高く、総合力の高い外野手だ。
安田 淳平(聖光学院)はU-18代表を経験した巧打の外野手。対応力が広い上にガッツもあり、さらに抜群の強肩を生かした外野守備も必見だ。