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【動画】ホークスの先輩左腕に続けるか?台湾戦に挑む左腕・香西一希に注目

2022.09.13

 第30回 WBSC U-18ベースボールワールドカップで、日本代表は開幕4連勝と無傷で大会を勝ち進み、スーパーラウンドへの進出も決まった。

 オープニングラウンド最終戦の相手は、大会屈指の強豪・台湾。スーパーラウンドでは、これまでの戦績も引き継ぐため、優勝のためには全勝で通過したいところだ。Aグループにいる米国や韓国といった世界のライバルと戦うときの指標ともなり得る一戦の先発マウンドは、九州国際大付(福岡)・香西一希投手に託された。

 国内合宿も併せると、4度目の先発マウンドが大事な台湾戦となる。チーム最多の先発マウンド、大事な台湾戦を任せるあたりからも、首脳陣の信頼と期待値の高さが分かる。

 九州国際大付ではエースとして昨年の明治神宮大会で4強、今センバツで8強にチームを導いた。夏の福岡大会では新型コロナウイルスに感染するなど登板できないこともあったが、甲子園では、馬淵監督率いる明徳義塾(高知)相手に1失点完投勝利の快投を見せたのは記憶に新しい。

 糸島ボーイズ出身。NOMOジャパンに選出され、米国での試合を経験した。糸島ボーイズはソフトバンク・田浦文丸投手(秀岳館出身)を輩出したチーム。くしくも田浦も高校時代にU18代表として、得意球のチェンジアップで世界の強打者から空振りを奪うなど、ワールドカップで大車輪の活躍を演じた。

 得意球も含め、先輩・田浦と重なる部分が多い香西。田浦はこの大会での活躍をきっかけに注目度をさらに高めたが、3位で大会を終えた。先輩も届かなかった世界一にぐっと近づく投球ができるか。世界を知る小さな左腕・香西の巧みな投球に注目してほしい。

 そんな香西の貴重な中学時代の投球映像が高校野球ドットコムの公式Youtubeチャンネルで配信されている。

(動画を見る)

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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