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21世紀枠推薦校の中で最も選手層が厚い!?塔南(京都)の注目選手を紹介!

2021.12.10

 12月10日、21世紀枠推薦校が発表される。その中でトップレベルの戦力層を誇るのが塔南といわれている。

 まずエースの野原元気は140キロを超える直球、4種類の変化球を投げ込む大型右腕。野原の期待度が高く、将来的にはプロも狙える逸材だ。野原は秋季京都府大会で好投を見せ、龍谷大平安京都外大西と名門校を抑え、近畿大会出場に大きく貢献した。しかし近畿大会では大阪桐蔭打線に打ち込まれ、コールド負けを喫した。

 「大阪桐蔭さんは選球眼が良くて、低めのボールとか高めのボールに手を出してくれなくて、四死球が増えてしまって、そこから自分でも高めに浮きだしたりとか、四球を自分から出してしまうことが多かったので、しっかりストライクゾーンで攻められるような投球をしていきたいなと思います」と振り返った。それでも近畿大会では140キロを計測しており、スライダーの切れもよい。順調に球速が伸びれば多くの方々が注目する逸材であることは間違いない。

 他では4番捕手・辻 智久は、パンチ力ある打撃が魅力の好捕手。好投手から長打を打てる技術の高さもある。

 3番ライト・小西 逸誠は近畿大会で無安打に終わったが、それでも鋭い打球を飛ばすことができる。近畿大会では8番レフトだった 藤井 倖稀はまだ1年生。府大会では5番打者として活躍し、龍谷大平安戦では適時二塁打を放つ活躍を見せた。5番ショートの髙橋 颯汰も守備力の高さと巧打が持ち味の遊撃手だ。

 投打で好選手が揃った塔南。果たして近畿地区の推薦校に選ばれるのか?

(動画を見る)

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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