13年夏の甲子園で148キロをマークした怪腕がトライアウトで剛速球を披露
古川侑利
13年の夏の甲子園開幕戦で最速148キロをマークした巨人・古川侑利投手(26=有田工出身・13年楽天4位)が自慢の快速球を見せた。
記者席から古川の剛速球を見ると、破壊力抜群のストレートは思わず差し込まれそうになるほど勢いがある。センターカメラから見ると他の投手と比べて手元でも失速しないストレート。常時140キロ後半(最速149キロ)のストレートで押していき、140キロ近いカットボールも投げていたが、基本的に自慢のストレートで勝負するスタイルが光った。
今季は1軍で1試合登板に終わったが、二軍では36試合、防御率2.18、投球回57.2回を上回り65奪三振を記録していた。ボールの威力を見れば、NPB問わず野球選手として続けられる技量は十分にある。果たして吉報は届くのか。