News

近本が大ブレイク!一軍出場者多数で、神ドラフトの気配がある18年の阪神ドラフト

2021.10.28

近本が大ブレイク!一軍出場者多数で、神ドラフトの気配がある18年の阪神ドラフト | 高校野球ドットコム
阪神タイガース・近本 光司(大阪ガス)

 惜しくも優勝を逃した阪神。毎年、優勝争いを繰り広げているが、00年代後半、10年代と比較すると、生え抜きの選手のレベルが高くなったことが大きい。

<2018年>
1位:近本 光司(大阪ガス)
2位:小幡 竜平延岡学園
3位:木浪 聖也(Honda)
4位:齋藤友貴哉(Honda)
5位:川原 陸創成館
6位:湯浅 京己(富山GRNサンダーバーズ)
育成1位:片山 雄哉(福井ミラクルエレファンツ)

 1位の近本は2年連続で盗塁王、3年目の今年は初の二桁本塁打も達成。打率3割も達成。18年度の入団野手ではNO.1の貢献度を見せている。

 俊足堅守の小幡も昨季は54試合、今年は43試合と、高卒遊撃手としては順調に数字を重ねている。

 野球センス抜群の木浪はプロ1年目に113試合に出場。3年続けて85試合出場を続けているが、年々、安打数が落ちており、4年目以降に立て直せるかが木浪の今後の選手生活の影響しそうだ。

 齋藤は今季自己最多の19試合に登板。速球の威力はチーム内でもトップクラスのものがあり、徐々に発揮できるようになってきた。

 一軍登板を経験している湯浅や支配下登録となった片山のBCコンビもそれなりの活躍を見せている。

 とにかく近本の大ブレイクが大きい。1年目から外野手のレギュラーを守り続け、打撃成績を向上させる。即戦力が求められる社会人野手で、これほどの活躍を見せた選手は稀ではないだろうか。近本の存在があったからこそ、必要なピースとして和製大砲に果敢に向かっていけるのではないだろうか。

(文=河嶋 宗一

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.04

【春季愛知県大会】注目の師弟対決の決勝、享栄が中京大中京を下して8年ぶり8回目の優勝

2024.05.04

1500人近くの中学生が肩肘検診を一斉に受ける!ポニーのお祭り行事・ポニーフェスタは今年も大盛況!

2024.05.04

【新潟】東京学館新潟、糸魚川がコールド勝ちでベスト16入り<春季県大会>

2024.05.04

【大阪】大阪桐蔭、大体大浪商などがベスト16で夏シード獲得、履正社は2年連続ノーシード<春季大会>

2024.05.04

【神奈川春季大会】東海大相模・藤田琉生が涙の1失点完投!昨秋準決勝で敗れた横浜相手にバットでもリベンジ果たす!

2024.04.29

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.29

【福井】福井工大福井、丹生、坂井、美方が8強入り<春季県大会>

2024.04.29

【春季埼玉県大会】今年の西武台はバランス型!投手陣の完封リレーで初戦突破!

2024.04.29

東海大相模の149キロ右腕・福田拓翔が6回10奪三振の快投!「甲子園で150キロを投げたい」とセンバツV・健大高崎の石垣をライバルに!

2024.04.29

【石川】金沢、遊学館がコールド勝ちでベスト16入り<春季県大会>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.21

【兵庫】須磨翔風がコールドで8強入り<春季県大会>

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>