エース・成田翔がプロ入り！2015年夏に80年ぶりの8強進出を果たした秋田商ナインのその後

高校時代の成田翔（千葉ロッテ）

　夏の甲子園、今春開催予定だった選抜大会の代替大会が続々と決定するなど、ようやく高校野球界にとって明るい話題が湧き上がっている。そこで、ここではこれまで甲子園を盛り上げたチームと選手を振り返り、彼らのその後を追っていく。

　今回は、2015年夏に80年ぶりのベスト8進出を果たした秋田商ナインのその後を紹介する。

投手　成田 翔 3年（千葉ロッテ）2015年3位
投手　斉藤 優 3年（東北福祉大）
投手　柴田 輝 2年（流通経済大）
内野手　草彅 輝也 3年（新潟医療福祉大）
内野手　武田 佳輝 2年（富士大）
内野手　小南 天耀 2年（東日本国際大）
内野手　古谷 凌平 2年（専修大）
内野手　高嶋 祐人 3年（流通経済大）
外野手　会田 海都 3年（桐蔭横浜大）
外野手　成田 和 2年（中京大）
外野手　近野 斗維 2年（東日本国際大）
外野手　小柳 寛人 3年（仙台大-JR秋田）

　エース・成田 翔は夏の秋田大会で39回を投げ55奪三振を記録。甲子園でも3試合を投げ30奪三振と好投し、U18日本代表に選出される。2015年の後ラフトで千葉ロッテに3位指名を受け入団。昨シーズンオフにはサイドスローに投球フォームを変更し、一軍での活躍に向け奮闘中。

　背番号17の小柳 寛人は仙台大に進学。大学の同期には昨年のドラフトでソフトバンクから育成2位指名を受けた大関友久、オリックスから育成7位指名を受けた佐藤優悟ら。大学卒業後はJR秋田に進み、今季から社会人1年目のシーズンを迎えた。

　3回戦の健大高崎戦で延長10回二死から勝ち越し適時打を放ち、秋田商80年ぶりのベスト8に導いた2番の草彅 輝也は新潟医療福祉大に進学。2年で4番を務めた小南 天耀は東日本国際大で、健大高崎戦では2打点を挙げた近野 斗維は共に東日本国際大に進んだ。

　今季サイドスローに転向した成田はプロ5年目を迎え勝負の一年を迎える。成田を筆頭に、2015年夏8強入りを果たした秋田商ナインの今後の活躍を願いたい。

※記事の掲載者、掲載者の現所属、記録の事実につきましては報道各社発表の新聞記事、各野球連盟が発表する大会記録、各チームの所属調査、関係者取材により確認ができたものより掲載をしております。そのため、この情報が全ての情報ではなく、情報の一部となりますことご了承ください。

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