U18代表の池田陽佑(智辯和歌山出身)など立教大の新入生から11名の逸材をピックアップ!
安藤碧と池田陽佑
東京六大学の新入生が東京六大学野球連盟のホームページで公開された。今回は立教大の新入生から11人の逸材を紹介したい。
【投手】
池田 陽佑(智辯和歌山)
野口 裕斗(東海大相模)
又吉 航瑶(沖縄尚学)
渡部 太陽(春日部共栄)
【捕手】
畑 敦巳(浦和学院)
【内野手】
峯岸 快(桜美林)
鈴木博明(芝浦工大柏)
西川晋太郎(智辯和歌山)
【外野手】
安藤 碧(明石商)
三田村 篤 (國學院久我山)
渡部大成(山形中央)
まず紹介したいのは昨年、智辯和歌山のエースとして活躍した立教大の池田 陽佑だ。立教大どころか、今年の東京六大学の新入生でトップレベルの注目度を持った。最速150キロのストレート、スライダー、カットボール、スプリットとボールの精度の高さは超高校級で、高校日本代表では先発・ロングリリーフとして活躍した。背番号11を与えられており、無事に開幕すれば、いきなり活躍が期待できそうだ。
野口 裕斗(東海大相模)は135キロ前後の速球と縦に大きく落ちるカーブを武器にする左腕。又吉 航瑶(沖縄尚学)は宮城大弥(オリックス)の控え投手だったが、投球術の上手さが光る技工派左腕だ。渡部 太陽(春日部共栄)は1年浪人しての入学。角度ある速球が武器の大型左腕だ。
畑 敦巳(浦和学院)は2年夏に甲子園ベスト8を経験した埼玉県トップレベルの捕手。正確性の高いスローイングと投手の持ち味を引き出す好リード、巧打が光る打撃と見ていて安心できるタイプ。いきなり背番号を与えられるのも頷ける。
内野手では守備職人・西川晋太郎(智辯和歌山)、1年浪人した右のスラッガータイプ・峯岸 快(桜美林)や、千葉県では密かに注目されていた鈴木博明(芝浦工大柏)は広い球場でもスタンドインできる長打力を持った遊撃手だ。
外野手は安藤 碧(明石商)に注目。昨夏の甲子園・八戸学院光星戦でも本塁打を放ち、パワフルなスイングは来田涼斗に負けない凄みがあった。投手としても130キロ後半の速球を投げる強肩だけに、アスリート型のスラッガーとして育つことを期待。1年浪人の三田村 篤 (國學院久我山)も身体能力の高さが光る大型外野手で、打球の速さは目をみはるものがある。そして、渡部大成(山形中央)も1年夏からレギュラーとして活躍した大型外野手だ。
全国各地から集まった立教大の新入生たち。すでにベンチ入りが2人もいるが、今後のアピール次第ではまだまだベンチ入り選手が現れそうな顔ぶれだ。
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