News

究極のベースランニングは四角?オリックス・佐竹学コーチが語る「上級者」の走塁

2020.02.07

 究極のベースランニングは四角?オリックス・佐竹学コーチが語る「上級者」の走塁 | 高校野球ドットコム
オリックスの走塁練習の様子

 宮崎県清武町でキャンプを行うオリックス・バファローズ。第2クールの初日となる6日は朝10時より練習を開始し、選手たちは外野で入念に体をほぐした。それから選手たちはスパイクに履き替えて、1塁側のファールゾーンでダッシュをすると、そのままホームと二塁の2か所に分かれてベースランニングが行われた。

 各選手が軽快な動きでグラウンドを駆け抜けていくが、プロ野球のキャンプでベースランニング単体でメニューを組まれるのは多くない。別の練習と並行して実施することが多い。しかしこれは、「いい意味でこちらが求める走路、ベースランニングの方法を意識付けさせるためにやっています」と佐竹学外野守備・走塁コーチは説明する。

 そんな佐竹コーチが考える理想的な走り方とは何なのか。話を聞くと無駄をなくすことだった。
 「ベースを蹴ってからあまり膨らまずに直線に入ることです。曲線で走ってしまい無駄が出来てしまうと、走る距離も長くなります。一言では難しいですが、そこで上手い選手と差が出てきます」

 いかに直線で走り続けることが出来るか。そして直線で走るためには、どうやってベースを蹴るのか。求めれば求めるほど走塁の世界は深い。それだけ難しいものでもあるが、逆に上達できるポイントがあり、考える余地があるということではないだろうか。

(記事=編集部

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.03

目指すは世界一!代表候補の座を射止めた6人の逸材たち

2024.05.03

【滋賀】近江、滋賀学園などが夏のシード権をかけた準々決勝へ!<春季県大会>

2024.05.03

【埼玉】春日部共栄の「反撃」なるか、5年ぶりの関東切符狙う<春季県大会>

2024.05.03

【春季埼玉県大会】花咲徳栄、投手陣の底上げに成功!中学時代から注目された左腕コンビの活躍でベスト4へ

2024.05.03

【春季埼玉県大会】山村学園の打線が爆発!エース西川も好投!立教新座を一蹴し準決勝進出!

2024.04.29

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.28

【滋賀】滋賀学園、彦根総合が初戦を突破<春季県大会>

2024.04.29

【福井】福井工大福井、丹生、坂井、美方が8強入り<春季県大会>

2024.04.29

【春季埼玉県大会】今年の西武台はバランス型!投手陣の完封リレーで初戦突破!

2024.04.28

【静岡】藤枝明誠、日大三島、浜松開誠館、静岡などが8強入り<春季県大会>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.21

【兵庫】須磨翔風がコールドで8強入り<春季県大会>

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>