ネイルサロンで爪のケアは中学3年時から。徹底したこだわり持つ天理の大型右腕・達孝太、神宮4強に導く!
爪を綺麗にコーティングしている達孝太(天理)
11月18日に行われた明治神宮大会準決勝の中京大中京と天理の試合は激しい乱打戦の末、中京大中京が10対9で勝利した。
敗れた天理は、先発した大型右腕の達孝太が7回を投げて5失点と強打の中京大中京打線を相手に苦しい投球が続いたが、それでも中盤以降は高い修正能力を見せるなど爪痕は十分に残した。
そんな達は、ピッチングだけでは無く爪のケアにも強いこだわりを見せている。
手元を見ると、爪には素人が簡易的に施したとは思えないような綺麗なコーティングがされており、爪について質問が飛ぶと定期的にネイルサロンに通っていることを明かした。
「ネイルサロンに行って、透明で固めてくださいと言っています。(お店は)難波まで行っています。整骨院も難波に行ってるので一緒に行っています」
達がネイルサロンに通い始めたのは何と中学3年から。フォークを投げるためにボールを挟んで投げていたところ、爪にボールが引っかかり割れた経験があったためだ。
爪を強化する必要性を感じた達は、誰に言われた訳でも無く、自らネイルサロンに通い始めたのだ。
「3週間に1回ぐらいの頻度で行っています。(スポーツ専門のお店などではなく)普通のネイルサロンです」
身長が192センチもあるなどスケールの大きさに注目が集まっている達だが、選出が濃厚である選抜甲子園大会では是非「手元」にも注目していただきたい。
(記事=栗崎 祐太朗)