北海道帯広三条高等学校(北海道)
広大で肥沃な畑作地が広がる北海道帯広市にある北海道帯広三条高等学校は、今年創立100周年という節目の年を迎える十勝でも有数の伝統校です。自然豊かな環境にあり、運が良ければ校内でエゾリスやエゾモモンガが見られるそう!
そんな豊かな大地に育まれ、生徒たちは勉強に部活にと盛んに励んでいます。平成26年度だけでもアーチェリー部、合唱部、スケート部、水泳競技、自転車競技、放送局が全国大会に出場するなど、高いレベルで切磋琢磨を続けています。
野球部も例外ではなく、これまでに5回の選手権大会出場を誇ります。ただ、十勝支部のレベルも年々上がっており、昨年は春、夏と支部予選どまり。秋は全道大会に出たものの、初戦で駒大苫小牧に敗れています(試合レポート)。今年の春季大会も、十勝支部予選の決勝で1点に泣き、支部予選が一つの壁となっています。
壁を打ち破り6度目の甲子園を目指す帯広三条野球部を、主将の藤崎 稜也君に紹介していただきましょう!
チーム基本情報を紹介!
藤崎 稜也主将(北海道帯広三条高等学校)
■ 帯広三条高校の藤崎 稜也君(学年:3年 役職:主将)にお話をうかがいました!
Q. 部員数は何人いますか?
1年生が10人、2年生が18人、3年生が23人の合計51人です!
Q. 平日の練習時間は何時から何時までですか?
16時から19時30分までやっています!
Q. 練習グラウンドの環境を教えてください。
野球部専用グラウンド、室内練習場、屋外打撃場、トレーニング室があります。
これは豪華!羨ましい限りです!
今年のチームについて
橋本 陸選手(北海道帯広三条高等学校)
Q. 今年のチームのウリ(セールスポイント)を3つ教えてください。
「投手を中心とした守りの野球」「取られたら取り返す粘り強さ」「堅実な野球」の3つです!
Q. 新チーム発足からチームとして成長したと感じることを教えてください。
声の連携、試合運びが粘り強くなってきました!
Q. 冬の間、グラウンドが使えない時期にはどのような工夫をして練習に取り組んできましたか?
グラウンドの雪を踏んで固めて足場を作っての雪中でのノックや、グラウンド周りのクロスカントリースキーを行っていました!
Q. 雪中ノックにクロスカントリーとは、恐れ入りました。北海道の広大な土地を生かした練習ですね!
トレーニング面では機械に頼らずバランスや体の使い方を意識したり、補食を取り入れたウエイトアップを行ってきました!
牛尾 儀樹選手(北海道帯広三条高等学校)
Q. 体に意識を向けるだけでも、プレーに差が出ますね。野球部で結束があるなと感じたエピソードがあれば教えてください!
20mシャトルランをトレーニングでやった時に、最後まで残っていた人に対する周りからの声が、とても良い雰囲気で出てきていたことです!
Q. 声掛けは大事ですね!さあ、大会も近くなってきました。今夏はどのような戦いをして勝利を積み上げていきたいですか?
粘り強く戦い、辛坊強さを発揮していきたいです!
自分達の集大成として、試合で自分達が出来る最高のプレーができるように練習しています。そして今年は三条高校100周年の記念すべき年。そんな年に甲子園に出場したいです!
Q. 気合入ってますね!期待しています。ではこのチームのキーマンを教えてください。
橋本 陸、牛尾 儀樹です!
橋本は、積極的な打撃で攻撃の先陣を切る選手。内野の要です。
牛尾はチームの4番でムードメーカー。声でもプレーでもチームを引っ張る選手です!
ありがとうございました!
続いて帯広三条高校の糸瀬 翔人君と角玄 隆斗君にお話をうかがいました!
角玄 隆斗選手(北海道帯広三条高等学校)
Q. 高校野球のどんなところが好きですか?
糸瀬 翔人(以下「糸瀬」):夢があるところです!
角玄 隆斗(以下「角玄」):最後まで何が起こるかわからないところです!
Q. 結末がわからないからこそ、夢が実現できるそれが野球ですね!一番好きな練習は何ですか?
糸瀬:ゲージバッティングです。
角玄:自分もバッティングが好きです!
Q. 一番きついと感じる練習は何ですか?
糸瀬・角玄:べーストレーニングです。
Q. トレーニング系は自分との戦いでもありますからね。でもその先に成長があります!さて、引退までにこの高校と対戦してみたいという高校はどこですか?
糸瀬:東海大四です!甲子園で準優勝(試合レポート)しているので試合をしてみたいです!
角玄:自分も東海大四です。北海道で一番強いチームだと思うので、そこと試合をしてみたい!
Q. 一番好きな応援歌は何ですか?
糸瀬:「紅」です。
角玄:「アフリカンシンフォニー」です。
Q. 野球をする上でモットーにしている、好きな言葉を教えてください!
糸瀬:「臥薪嘗胆」です!
角玄:「直球勝負」です!
ありがとうございました!
指導者が語る!このチームの強み
■山本 浩介監督に質問
Q. 今年のチームはどんなチームですか?
終盤まで接戦で持ち込み、「相手より1点多く」が理想の展開です。取られたら取り返す力がついてきたので、1点を守り切る野球を目指します。
チームのウリ「投手を中心とした守りの野球」「取られたら取り返す粘り強さ」「堅実な野球」を生かし、接戦をモノにしてください!ありがとうございました!